【下呂市について】
岐阜県下呂市は県の中東部に位置し、北は高山市、南は加茂郡、西は郡上市、関市、東は中津川市と長野県に接している。平成16年3月に当時の益田郡5町村(小坂町、萩原町、下呂町、馬瀬村、金山町)が合併して誕生した。総面積は851.21k㎡で、そのうちの約9割が山林である。市内のほぼ中央を飛騨川が南へ、西には清流馬瀬川が流れ、御嶽山をはじめ河川の両側に山並みが迫り、飛騨木曽川国定公園や位山舟山県立自然公園なども立地する生物多様性に富んだ自然豊かな地域である。
また、1000年以上の歴史を持つ「日本三名泉」の下呂温泉や国民保養温泉地に指定されている飛騨小坂温泉郷など、名だたる温泉地も有しており、年間を通じて約110万人の宿泊者がある日本でも有数の観光地となっている。
【CRMアプリの取組について】
下呂温泉郷公式アプリは、様々な機能で下呂市全体、個店、観光客にとっての利便性を向上させる総合観光情報アプリとして令和3年3月より運用している。
アプリ上で会員証を提示して支払いすると地域で使えるポイントが付与されるとともに、データが蓄積される。また、顧客情報を活用し、商品・サービスの開発によるニーズ調査や商品・キャンペーン等の情報を直接顧客に届けており、旬な情報を届けいる。マーケティング・マネジメントにより運用開始から1カ月で約4,000名の会員に成功し、現在はスタンプラリーキャンペーンやクーポン機能を活用して会員数を増加させている。また、アプリ専用のLPを作成するなど、今後更に複数の新機能を活用し来訪者のニーズを捉え、魅力的な商品開発やリピーター獲得に取り組んでいく。